自転車保険と特約の個人賠償責任保険、どっちがいいの?

By | 2017年8月6日

自転車保険に加入するより火災保険や自動車保険の特約で個人賠償責任保険をつけるほうがおトクだとよくいいますが、果たして本当にそうでしょうか?

 

自転車保険のメリットは事故対応

ポイントはしっかりした事故対応と示談交渉です。
火災保険などの特約でつけた個人賠償責任保険でも事故の損害賠償金は出してもらえるでしょう、ですがそこに至るまでの対応はどうでしょうか。
事故を起こしてから、お互いの治療費や自転車の修理費用をどうするか、診断書などのどのような書類が必要でいつどこに持って行って手続きはどうするのか、わかりますか?
私にはわかりません。
情報化社会ですからインターネットで調べたりとなんとかする手段はあります。
しかしながら、事故を起こして、もしかしたら自分が怪我をしているかもしれない状況で、日常生活も仕事もあるなかで時間をやりくりして調べて、相手方に連絡して書類を用意してとなるともうお手上げです。
こういったことを代行してくれるのが示談交渉サービスです。
逆に言えば、示談交渉等の交渉代行サービスのない自転車保険には入るべきではないとさえ思っています。
また示談交渉は本来弁護士がする仕事ですが、ぶつかって少しのケガや破損をしてしまった程度の少額の事故だと個人で頼むと弁護士費用のほうが高くついてしまうといったことも起こりえます。

 

お得な個人賠償責任保険特約

今ある保険に個人賠償責任保険をつけることの最大のメリットは、なんといっても安いことです。
掛け金は安くても保障の額は上限1億円のものも多くきちんと選べば金額的には十分な内容と言えるでしょう。
不安な示談交渉についても、自動車保険の特約では自転車事故でも対応してもらえるものが多かったり、我が家が加入したコープの子供用保険でも各種示談交渉サービスつきだったりと対応しているものもあります。
また、保険はあくまでもいざというときのものなので、心配し過ぎてサービスをつけすぎて日常の掛け金負担が増えるのは本末転倒です。
さらに、個人賠償責任保険では事故の範囲を特定していないので、自転車事故に限らず日常のちょっとした事故による損害にも対応できる点が子供のいる家庭などには特におススメのポイントです。

 

自転車保険には自転車に特化しているからこその様々な特典も!

自転車保険には示談交渉以外にも「自転車」に特化しているからこその特典があるものもあります。
例えば、こちらのブログでも紹介しましたがau損保からはヘルメット着用時の死亡事故で保険金100万円UPというヘルメット特約を出しています。
また、同じくau損保の保険ですがBycleには付帯サービスとして、パンクなどによる走行不能時に自転車を搬送してくれる自転車ロードサービスがあります。
さらに個人賠償責任保険はあくまで加害時の賠償金のみなので自身のケガは一切保証してくれませんが、多くの自転車保険には自転車乗車中の自分のケガに対する保障がついています。
傷害保険に別途加入している方でなければ自分のケガの備えももちろん必要なのでトータルでお得になることもあります。

 

いかがでしたか。
個人のライフスタイルによってどちらがお得かは難しいところですが、ざっくりまとめると…
安くてある程度の保障でまずは備えておきたいときには個人賠償責任保険を特約でつける!
スポーツ自転車ユーザーや通勤利用しているなどでしっかりした保障が必要ならやはり個別に自転車保険の検討を!
といったところでしょうか。
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小さな娘と、心が当サイトの妃よりはやさしいだろうと思われる妻を持つおだ かずや・30歳です。

自転車で最寄り駅まで通い、電車通勤している私が自転車保険を考えたのは子供が生まれた約2年前。

毎日乗っている自転車で万が一があった場合の家族の生活を気にしたこと、そして何よりも自転車同士、そして歩行者への事故を起こしてしまった際の賠償責任を持つべく加入を検討しました。

缶コーヒーを月々5本くらい我慢するくらいで安全、安心を手に入れることが出来るのであればと加入を決断。

その後、時代の流れに即して増えてきた自転車保険に興味を持ち、自分が今、加入を検討する立場であれば、、、、という視点でサイトを運営しております。


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