こんにちは、さかいまさこです。
今日はこちらのニュースリリースから。
au損害保険株式会社(以下au損保)とKDDIが新たに、ヘルメット着用中の死亡事故に対して特別保険金を支払う特約商品を発表です。
■au損保プレスリリース
目次(クリックでスクロール)
どんな保険?
今回発表されたのは、ヘルメット着用中の自転車事故で死亡した場合に、通常の死亡保険金とは別に「死亡特別保険金100万円」が支払われる特約です。
しかもこちら、au損保の提供するすべての自転車保険に追加料金なしで自動的にセットされるとのこと!
死亡保険金ですから単純には喜べませんが、とはいえ無料で100万円UPはなんとも嬉しいニュースです。
私たちにはメリットだけのこの特約は、au損保がヘルメット着用の促進、安全意識向上のために提供するものとのことです。
au損保がこんなにもお得な特約を用意するほど、ヘルメット着用は自転車事故に対してどんな備えになるのか、調べてみました。
自転車におけるヘルメット着用の意義
自転車事故での死亡事故では実にその6割以上が頭部を損傷しており、さらにヘルメット着用で死亡事故割合が1/4に減るとの報告がされています。
これだけでヘルメット着用がどれだけ命を守ってくれるものかがよくわかります。
また、たとえ死亡事故でなくてもヘルメット着用はとても大切です。
事故にあって死ななければなんでもよいということはありません、腕や足に傷を負ってもその多くは後遺障害なく回復しますが頭部の損傷は後遺障害が残りやすく、その後の生活に大きな影響をおよぼすこともあります。
被害者になった時に自分の身を守ってくれることだけでなく、加害者になった際にもヘルメット着用などの事故防止対策をきちんとしていればそのぶん過失割合は下がる可能性もあります。
保険加入も大切な備えですが、事故を起こさないよう気を付ける、万が一の被害を軽減する対策を取っておくといった日々の取り組みが大切ですね。
最近の自転車ヘルメット事情
現在幼児の自転車乗車時のヘルメット着用率はかなり上がっていますが、小児、大人となるにつれ着用率は下がっているようです。
そして、自転車事故で死亡者数も多く事故が深刻化しやすい高齢者ではよりいっそうヘルメット着用の意義は高いです。
最近では自転車用ヘルメットもスポーツタイプのスタイリッシュなものばかりではなく、帽子一体型や折り畳みタイプなどの街中用アイテムもありよりお洒落に被りやすくなってきています。
スポーツタイプのヘルメットや学生が被っているようなダサいヘルメットをかぶるのはどうにも恥ずかしいといった方にも自分好みのヘルメットが見つかるかもしれません、一度探してみることをおススメします!
それではまた!
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