自転車事故データから見る自転車保険に加入すべき人とは
Jリーグがオフシーズンに入って、休みの日はヒマを持て余している大川です^^;
今日のテーマ、今更かもしれませんが自転車保険の加入を考えるべき人って誰なのでしょうか。
自転車をヘビーユーズする子供を抱える親?
通勤で毎日自転車を漕ぐ必要があるパパ?
老後で生活圏の移動を自転車に頼っているシニア?
今日はこの答えを当ブログで一緒に探していきましょう。
自転車事故で圧倒的に怪我をしているのは・・・
まずは下の警察庁の統計データをご覧ください。
引用元:警察庁 統計データ
15~19歳ゾーンの負傷数の多さが一目でわかりますね。
以前、当ブログで兵庫県の市が中学生の子供を持つ家庭の保険料を負担するという記事を書きましたが、これは上述のデータによる行政の対策と言えるでしょう。
で、統計データを見ていてもう1つ気になる点がありました。
それは65歳~84歳の負傷者数(水色部分の大きさ)です。
20代以降の青年・中年・シニア層でそれほど負傷者数が変わらないというデータになっています。そして、このデータから次のいずれかが考えられます。
・シニアでも20~60歳と同じくらいの人が自転車に乗っていて、同等の自転車スキルなので、同じ負傷者数。
・20~60歳の人に比べると自転車に乗っている人は格段に少なくなっているが、事故率が上がっている。
きっとおそらく後者でしょう。
さらに興味深いデータが1つ。
引用元:警察庁 統計データ
65歳~の人たちの自転車事故による負傷者数の割合の大きさが目につきます。
データを見る限り、自動車から自転車へ交通手段を変更し、それに伴い負傷が増えているという感じでしょうか。
自転車保険に入るべき人は誰なのか(結論)
上の2つのデータから見ると
・15~19歳の成長期の子供
・65歳以降のシニア
が自転車による負傷が多いという事実があります。
自転車による負傷≒それなりの事故
と考えられます。
※自転車事故の事故内容の統計やデータはありませんでした。
つまり単純に独りで転んで怪我した、、、ということもありますが、人や車への衝突事故もそれ以上に多いことでしょう。
自転車保険に加入する最大の目的を、事故を起こした際の他人への賠償責任とした場合・・・
・15~19歳の子供を持つ親
・65歳以上で自転車大好きという親がいる私のような中年諸君
が(統計データ上は)自転車保険を考えるべき人たちと言えるでしょう。
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