大学生の自転車事故大学生の自転車通学での保険の必要性

大学の自転車通学に保険加入を促す動き

昨今では大学生の自転車通学での事故が相次いでいるため、事故の被害者になる大学生が出てきたり、また加害者になってしまい、高額な賠償を求められたりするケースが増えてきています。

そのような背景から、様々な大学では、自転車通学の際に保険加入することを義務付けるようになってきています。有名なところでは関西の立命館大学があげられます。また任意加入でICU国際大学というところも自転車保険加入を促す動きがあります。

どちらの大学でも、在学中の学生に自転車事故の被害者や加害者が増加してきたことにより、自転車利用についての

取り決めが行われたようです。また住民からのマナーへの注意の声が寄せられていたことも事実です。

自転車通学は大変便利です。しかし便利な自転車も一変すれば凶器に変わります。それをきちんと理解し、万が一の時に備えて自転車保険に加入することは大いに意義があることです。また、保険に加入しているということで常に意識を持つことで、事故を未然に防ぐ役割もあります。

自転車利用登録制度

先にあげたICU国際大学では自転車通学の際には、自転車登録を行わねばなりません。その登録の際には任意保険に加入していることが原則となっています。

大学が用意した賠償責任保険に加入することで、もしもの時に備えることが出来ます。また、すでに他の自転車保険に加入していれば、改めて加入する必要はないということです。

その他、駐輪場の登録や防犯登録、ステッカーの配布が行われます。

細かいマナーも定められており、スピードやライト点灯、怪我人の救護や相手に怪我をさせてしまった際には誠意ある行動を取るようにというマニュアルも存在しています。

このように自転車通学に意識を高めている大学が増えてきていますので、大学生もこれに従って、マナーを守って安全に自転車通学を行いましょう。