自転車事故に気を付けるべきは子供?それともシニア?

By | 2017年1月16日

自転車事故ではどのような怪我が多いのか

最近はあまりにも寒すぎるので、通勤は自転車ではなくバス派の大川です^^;

今日は興味深いデータを見つけたので、前回に続いてデータ分析シリーズ(?)です。

まずは下図をご覧ください。


引用元:(公)交通事故総合分析センター

これは自転車と歩行者の事故で、どちらがどのような怪我を負ったかを割合にした図です。

当然のことながら歩行者側が圧倒的な軽傷&重傷率を誇ってます。
自転車側は約90%が無傷にもかかわらず、歩行者は逆に90%が怪我を負っています。

では次のデータを。


引用元:(公)交通事故総合分析センター

この図の上のグラフは事故に遭った歩行者の負傷部位を調べたものです。
下は自転車側の負傷部位。

ともに脚・腕・頭が目立ちます。
当然のことながら歩行者と自転車では前者の方が5~10倍以上件数が多いですね。

自転車事故には遭うのは子供?シニア?

そして最後のデータが↓です。


引用元:(公)交通事故総合分析センター

13~24歳の自転車利用者と65歳(それも特に女性)の歩行者との事故が多いというデータが上図です。

前回のブログ
・15~19歳の子供を持つ親
・65歳以上で自転車大好きという親がいる私のような中年諸君
が自転車保険に加入すべきと書きました。

おおむね間違っていませんが、65歳以上の被害者が多いという事実が今回のデータによって新たに追加されますね。

今回のデータからの推察をまとめると・・・・
・13~24歳の自転車利用者がいる家庭では、自転車保険(もしくは賠償責任保険)の加入が必須
・13~24歳の自転車利用者が、怪我の保障を目的として自転車保険に加入することに意味(メリット)はなさそう
・自転車運転時にヘルメットを義務付けているエリアは、むしろ65歳以上の歩行者にヘルメットを着用義務を課してはどうか
・シニア向けの歩行用ヘルメットで超カッコいいものがあれば売れるのか
・キックボクシングのコーチが足につけているような防具をシニアは歩行時に着用すべきでは?
・冗談はさておき、自転車専用道路が作れないのであれば、高齢化社会に備えて高齢者専用道路を作る(作るというよりも区分けして自転車を通れないようにする、通った場合は重い罰則を課す)べきではないか
といった感じです。

怪我をするようなそれなりの事故のデータに基づいた推察のため、冗談にも聞こえる内容があります。
しかし医療費抑制(社会保障費問題)の観点からしてもシニアの怪我予防は国家課題です。
個人的には真剣にシニア歩行問題を考えるべきかなと今回のデータから思いました。

また、自転車利用者としては、シニアが活発的に活動する時間帯には安全運転を心がけるようにすることが事故を未然に防ぐための対策と言えるでしょう。

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小さな娘と、心が当サイトの妃よりはやさしいだろうと思われる妻を持つおだ かずや・30歳です。

自転車で最寄り駅まで通い、電車通勤している私が自転車保険を考えたのは子供が生まれた約2年前。

毎日乗っている自転車で万が一があった場合の家族の生活を気にしたこと、そして何よりも自転車同士、そして歩行者への事故を起こしてしまった際の賠償責任を持つべく加入を検討しました。

缶コーヒーを月々5本くらい我慢するくらいで安全、安心を手に入れることが出来るのであればと加入を決断。

その後、時代の流れに即して増えてきた自転車保険に興味を持ち、自分が今、加入を検討する立場であれば、、、、という視点でサイトを運営しております。


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