【親御さんは特に注意!】幼児座席でのスポーク外傷が多発しています!

By | 2016年8月24日

こんにちは! えなりかずみです!

8月18日、自転車ユーザーのみなさまに向けて、国民生活センターから注意喚起がありました。

自転車の後部幼児座席に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故、いわゆる「スポーク外傷」が多発している、というのです。
自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意 - いわゆる「スポーク外傷」が多発しています -(発表情報)_国民生活センター

国民生活センターが得たところによると、過去5年間で172件のスポーク外傷の事例がみられ、半数以上の91件が通院を必要とするケガだったとのこと。また同じく半数以上の90件は6歳未満の子どもがケガをする事故だったそうです。

スポーク外傷は上に述べたとおり、自転車の後部幼児座席に子どもを乗せたさいに多く発生している事故なのですが、特に幼児座席がない荷台に子どもを乗せていたり、またはドレスガード(幼児座席の足を乗せて保護する部分)がなかったり不十分な状態だったり、という場合に事故にあう確率が高くなっているようです。

日本全国で年に30〜40件であればあまり多くない数のように思えますが、この件数は医療機関ネットワーク(消費者庁と国民生活センターとの共同事業)に寄せられたもののみの数字です。

消費者庁の資料によれば、医療機関ネットワークの提携医療機関は昨年10月の段階で30病院のみ。いずれも大病院や規模の大きな医療センターではありますが、一方、日本全国には現在7,500弱の一般病院と、10万箇所前後の一般診療所が存在するとされています(厚生労働省 医療施設動態調査における平成27年1月末概数)。
軽度のものを合わせれば、毎年数万件から10数万件が発生していてもおかしくない事故、ということになりますね。

実際、私の身の回りにも同じように左足の足首を巻き込んでしまい、アキレス腱を痛めて二ヶ月ほどギプス生活となってしまった子がいます。その子の親御さんはきちんと幼児座席を取り付けた自転車を利用していたのですが、お子さんが足をバタつかせて遊んでいた拍子に、車輪に巻き込まれてしまったそうです。
このように、どこの家庭でも起こりうる事故なのです。

事故を防ぐために、国民生活センターは次の2点を挙げています。

  • 6歳未満の子どもを自転車に同乗させる場合には、必ず幼児座席を使用しましょう
  • 6歳以上の子どもを自転車に同乗させると、足を巻き込む危険性が高くなるため、絶対にやめましょう

またその他にも、幼児座席はできるだけお子さんの足を保護してくれるものを選んだり、お子さんに自転車の危険性をきちんと説明し、危険な行動を取らないよう教えてあげることも重要だと思われます。

身近な乗り物にひそむ落とし穴をきちんと認識し、安全な自転車ライフを過ごせるように普段から注意しましょう!


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缶コーヒーを月々5本くらい我慢するくらいで安全、安心を手に入れることが出来るのであればと加入を決断。

その後、時代の流れに即して増えてきた自転車保険に興味を持ち、自分が今、加入を検討する立場であれば、、、、という視点でサイトを運営しております。


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