Author Archives: おおかわ なおや

自転車保険比較その4 / 死亡保障で比べる

●自転車事故で後遺症が残ってしまった。。

自転車保険にも自動車保険などと同様に死亡保障・後遺症に対する保証がついています。

自転車保険の死亡保障比較

 

 

 

 

 

■各社の死亡保障金額比較

保険会社 死亡保険金・後遺障害保険金(最高) 年間保険料
セブンイレブン 400万円 4,760円
あ・う・てシルバープラン 400万円 6,910円
あ・う・てゴールドプラン 400万円 11,460円
あ・う・て ブロンズプラン 300万円 4,290円
ちゃりぽ 300万円 2,900円
チューリッヒ 300万円 10,280円
DeNAトラベル/旧エアーリンク 288万円 3,600円
TSマーク 100万円 整備点検料

金額は多くが300~400万円となっており、年間保険料に関わらず、それほど差がありません。また、通院・入院保険と同様に一般的には事故が発生してから180日位内に死亡や後遺障害が認められた場合に支払われます。また、自殺と判断された場合は保険金が払われなかったり、他の病気によって意識が無い状態で事故を起こした場合などは保険金が支払われないケースもありますので、注意が必要です。

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自転車保険比較その5 / 保証の範囲で比べる

●家族の事故もカバーされる?

自転車保険には、加入者本人のみが補償対象になっているものだけでなく、配偶者や親族までカバーされているものもあります。それぞれをタイプごとに比較しています。

■本人・家族・親族コース

補償範囲:本人・家族・親族

  保険会社   プラン 年間保険料 他人への賠償補償範囲 怪我の補償範囲
チューリッヒ チューリッヒ 10,280円+賠償責任特約 本人、家族、親族 本人、家族、親族
アクサダイレクト 家族型 個別見積 本人、配偶者、親族 本人、配偶者、親族
セブンイレブン(三井住友海上) ご家族プラン 11,720円 本人、配偶者、親族 本人、配偶者、親族
あ・う・て(au) ゴールド・本人 11,460円 本人、家族、親族 本人、家族、親族
あ・う・て(au) シルバー・本人 6,910円 本人、家族、親族 本人、家族、親族
あ・う・て(au) ブロンズ・本人 4,290円 本人、家族、親族 本人、家族、親族

※ 親族とは、「同居の親族(ご本人の 6 親等内の血族、3 親等内の姻族)」および「別居の未婚の子」を指します。<あ・う・てサイトでの記載より引用>

■本人・配偶者コース

補償範囲:本人・配偶者

  保険会社   プラン 年間保険料 他人への賠償補償範囲 怪我の補償範囲
アクサダイレクト 夫婦型 個別見積 本人、配偶者 本人、配偶者
セブンイレブン(三井住友海上) ご夫婦プラン 7,000円 本人、配偶者 本人、配偶者

 

■イレギュラーコース

  保険会社   プラン 年間保険料 他人への賠償補償範囲 怪我の補償範囲
DeNAトラベル/旧エアーリンク 基本コース 3,600円 本人、配偶者、親族 本人

 

■本人のみコース

補償範囲:本人のみ

  保険会社   プラン 年間保険料 他人への賠償補償範囲 怪我の補償範囲
ちゃりぽ ちゃりぽ 2,900円 本人 本人
TSマーク赤色 TSマーク赤色 整備点検料 本人 本人
アクサダイレクト 本人型 7,320円 本人 本人
セブンイレブン(三井住友海上) お一人様プラン 4,760円 本人 本人
あ・う・て(au) ゴールド・家族 23,570円 本人 本人
あ・う・て(au) シルバー・家族 17,070円 本人 本人
あ・う・て(au) ブロンズ・家族 10,300円 本人 本人

 

●おじいちゃんが車にひかれて怪我をした→親族タイプなら補償対象!

一人暮らしの方なら本人のみのコースで十分ですが、家族と同居している実家暮らしの学生さんなどが加入される場合には、家族・親族までカバーするような保険がおすすめです。また、自転車による事故だけでなく、車なども含めた交通事故での損害でも補償を受けられますので、広く活用することが可能です。

但し、事故があった際に加入していることを忘れない、親族にも知っておいてもらうことが必要です。

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自転車保険比較その3 / 入院・通院保険金で比べる

●自転車でコケて骨折しちゃった。。

各社の自転車保険には、事故を起こして自分が怪我をして入院や通院が必要になった場合に出る保険金があります。

自転車保険の通院・入院保険

 

 

 

 

 

■入院・通院保険金比較 

保険会社 入院保険金(日額) 通院保険金(日額) 年間保険料
TSマーク 6,666円 なし 整備点検料
ちゃりぽ 6,000円 なし 2,900円
セブンイレブン 6,000円 なし 4,760円
あ・う・てシルバープラン 6,000円 1,000円 6,910円
チューリッヒ 6,000円 2,000円 10,280円
あ・う・てゴールドプラン 6,000円 2,000円 11,460円
あ・う・て ブロンズプラン 4,000円 なし 4,290円
DeNAトラベル/旧エアーリンク 3,000円 なし 3,600円

入院保険金は日額4,000~5,000円、通院保険は0円~2,000円程度で、各社大きな差がありません。中でもDeNAトラベル(旧エアーリンク)などは入院・通院保険の保険金を少なくする代わりに、年間の保険料を安く抑え、一方で高額になりがちな他人への賠償請求の上限を高く設定しています。

入院保険や通院保険については他の医療保険でカバーすることもできるので、自転車保険では重要視しないという考えもありますので、参考まで。

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自転車保険比較その2/ 賠償金額上限で比べる

自転車事故で他人を怪我させたら

■9,500万円の賠償請求の判例も

自転車保険が最も威力を発揮するのは、事故を起こして他人に怪我をさせて損害賠償を請求された場合です。最近では平成20年に神戸で起きた自転車事故で、自転車に乗っていた当時小学5年生の少年に9,500万円の賠償命令が下だされていますが、こういった高額賠償に備えられるのが自転車保険です。

各社の保険には賠償金額の上限が設定されていますので、それを比較します。上限を超える金額についてはそのまま事故負担になります。

■賠償金額上限の比較表

  保険会社   賠償金額上限   年間保険料
DeNAトラベル/旧エアーリンク 1億円 3,600円
セブンイレブン(三井住友海上) 1億円 4,760円
あ・う・てゴールドプラン 1億円 11,460円
あ・う・てシルバープラン 1億円 6.910円
チューリッヒ 5,000万円 10,280円
TSマーク赤色 2,000万円 1,050円
あ・う・て ブロンズプラン 5,000万円 4,290円
ちゃりぽ 1,000万円 2,900円

神戸での事件のように、1億円に近い賠償金額が請求される事件が年間で数件発生していますので、主流としては賠償の上限が1億円で設定されている自転車保険が人気を集めています。この他にも自分が怪我をしてしまった場合の医療保障なども含めた比較ランキングはこちらにありますので、参考にしてください。

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自転車保険比較その1 / 盗難保険を比べる

●自転車保険と盗難保険は違う!

一般的に「自転車保険」というと、事故で人を怪我させてしまったときの賠償金の保証や、自分が怪我をしてしまった場合の医療保障がついた保険のことをさします。ですので、盗難保険が欲しいという場合は一般的な「自転車保険」とは違う商品を探す必要があります。

●自転車はしょっちゅう盗まれる

盗難注意

皆様、日本でどのくらいの数の自転車が毎日盗まれていると思いますか?

なんと毎日2,000台(警視庁のデータより)ですってよそこの奥さん!1分に1台以上は盗まれている計算になります。

最近では「プロによる窃盗」が増えている傾向があり、高い自転車は盗んでどこか遠くの国の富裕層に売られているのかもしれません。高い自転車に乗る人は要注意です!

●メーカーや販売店が盗難保険を付けている場合も

メーカーではヤマハやパナソニック、販売店ではサイクルベースあさひ、サイクリー、イオンなどが購入と同時に(オプションの場合も)盗難保険を付けてくれています。ありがたいですね。こういった盗難保険がついていない場合は、ちゃりぽの自転車盗難保険がおすすめです。但し、購入から1ヶ月を経過すると入らせてもらえないので、注意が必要です。

ただ、2014年3月時点ではちゃりぽ以外に販売店・メーカー以外で契約出来る盗難保険が存在しないので、選択肢が非常に少ないというのがユーザ側の悩みですね。

 

こちらも参考にどうぞ

自転車保険比較その2/賠償金額上限で比べる
自転車保険比較その3/入院・通院保険金で比べる
自転車保険比較その4/死亡保障で比べる
自転車保険比較その5/保証の範囲で比べる

自転車保険も比較、見直しの時期?「春の全国交通安全運動」
自転車保険だけじゃない?「万が一に備えた自転車運転補助ツール」
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